機械式時計を購入するデメリット

衝撃や磁気に気を付けて扱わなければいけない

機械式時計には定期的にゼンマイを巻かなければいけないというデメリットがあることは当然ですが、この他にもいくつかのデメリットがあるので購入時には注意が必要です。そのデメリットの中の一つが、機械式時計は衝撃や磁気に弱いという点です。機械式時計の心臓部とも言えるムーブメントには細かなパーツが数多く使われており、ちょっとした衝撃で故障してしまうことがあります。また、ムーブメントに使われているパーツの大部分には強磁性体の金属が使われているため、磁石に近づけると磁気を帯びてしまうことがあります。磁気を帯びたムーブメントは精度が落ちてしまうので、最悪の場合、ムーブメントを交換しなければいけなくなることもあるでしょう。このような事態を避けるためにも、機械式時計は衝撃や磁気に気を付けて扱わなければなりません。

メンテナンス費用が継続して発生する

機械式時計のもう一つのデメリットとして挙げられるのが、機械式時計を使っていく上でメンテナンス費用が継続的にかかるという点です。機械式時計はその複雑な構造ゆえに、定期的にメンテナンスをしなければ精度が低くなったり、パーツが壊れてしまうということがあります。自分でメンテナンス出来れば良いのですが、機械式時計のメンテナンスはそれほど簡単なものではありません。基本的には時計店へ持ち込んでオーバーホール(分解清掃)してもらうことになるでしょう。オーバーホールの頻度は3年~5年に1度くらいがちょうど良いと言われており、機械式時計を長く使っていくなら3年~5年周期でオーバホールの費用が発生することになります。機械式時計は購入価格が高額なことも多いですが、そればかりではなく、将来的にメンテナンス費用も発生し続けるということをしっかりと把握しておきましょう。